自宅で焼肉する時の注意点。それでも家で焼肉したい!!

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肉

外食より安く、他人を気にせずお腹いっぱい食べられる自宅焼肉。
でも自宅での焼肉には注意点もあります。

特に初めて自宅で焼肉をする人は、準備をしなかっただけで後々面倒になることも。
当ページでは、以下の内容を紹介しています。

  • 自宅焼肉の注意点と準備しておくといいもの
  • 手間を圧倒的に減らせる無煙ロースター

快適な焼肉のために忘れていることがないかチェックしてみてくださいね。

\準備と後片付けが嫌いな人はこちら/

目次

おうち焼肉の注意点と準備するもの

room

おうち焼肉の前に
・安全のために準備すること
・部屋を汚さないために準備すること
をチェックしておきましょう。

事前準備

食中毒に注意!

トングと焼肉
生肉の取り扱いに注意

焼肉屋で必ず出てくるトング。トングを使うことで肉がつかみやすくなったり、他人の箸が肉に触れるのを防いだりできますが、1番の目的は食中毒を防ぐことです。

生肉を箸でつかむと、食中毒の原因菌が付着します。その箸で野菜をつまんだり、ご飯を食べたりしたら・・・。楽しい焼肉のはずが後で食中毒で苦しむことになります。

トングがあると便利ですが、もし無いなら生肉をつかむ箸と口に運ぶ箸を別にするだけでも大丈夫です。トングの代わりに100均でトングか菜箸(さいばし)を買ってくるのもいいですね。

煙感知器に注意!

煙感知器イメージ
煙を感知するタイプと熱を感知するタイプがある

煙を感知するタイプの火災警報器を設置している場合、ホットプレートから出る煙に気をつけましょう。

換気扇の下で肉を焼くならいいですが、自宅焼肉の醍醐味は、食卓の上で肉を焼いてその場ですぐ食べること。食卓の真上に換気扇があるお家は少ないです。

少ない煙でも煙感知器が反応することはあります。室内でモクモクと煙をたてるようなホットプレートや七輪を使っていることはあまりないと思いますが、煙が多めに出る調理器を使っているなら、煙感知器をラップでカバーしておくと安心です。

あわせて、換気扇や窓を開け、室内に煙が充満しないように換気しましょう。

自宅焼肉は匂い対策が必須!

室内干し

おうち焼肉を敬遠する理由として最も多いのが部屋に残るニオイ。
部屋に匂いが残る原因は煙です。

厄介な煙は「油煙」

特に厄介なのが、肉から出た脂が燃えて出る油煙(ゆえん/オイルミスト)という煙です。油煙は熱源に脂が落ちたり、プレート温度が高くなり過ぎることで発生します。
※脂が220℃以上になると煙が多くなる

焼き過ぎで出る煙や食材自体の匂いもありますが、少し換気すれば取れます。
対して、油煙は繊維に付着すると数日経たないと匂いは消えません。油煙はカーテンやソファー、カーペットなどについた後、冷めると強い匂いを放ちます。

他にも、ぬいぐるみや座布団、室内干しの衣類など匂いがつきそうな物は別の部屋に移動させるか袋でカバーして、匂いが付着しないようにしておきましょう。

脂の少ない赤身を増やす

脂身の少ない肉の方が煙は減ります。焼肉の楽しみが減ってしまわない程度に赤身を増やすのも一つの手です。
もし、プレート温度を調整できる調理器なら、220℃未満(可能なら200℃未満)に設定しておくと、より煙の発生が少なくなります。

併せて消臭スプレーも用意しておきましょう。自宅焼肉のアフターケアに必須のアイテムです。

換気の仕方について

煙対策の肝となるのは換気です。換気は2か所以上の窓を開けるのが効果的。窓が1つしかなければ、ドアを開けて他の部屋から空気を入れるようにします。

換気については図解があった方が分かりやすいので『自宅で焼肉する時の換気方法』のページにまとめてあるのでご確認ください。

床がヌルヌル!油はねに注意

床とテーブル
床をいつもサラサラに

自宅焼肉では、煙や匂いの他に「油はね」に頭を抱える人も多いでしょう。テーブルの上なら濡れタオルで拭けばいいですが、床まで飛ぶとヌルヌルして掃除がかなり面倒になります。

油ハネは脂や水が高温になり弾け飛ぶこと。細かく言うと、食材から出る水分が温まって水蒸気になる時にパチパチという音を立てながら油を弾き飛ばします。プレート上に脂が多くなるほど油ハネも酷くなります。

一般的なホットプレートは肉を焼く前に油をひくので、この油と肉から出る脂が合わさり大量の油ハネが発生するのです。

もし、煙や油ハネ対策ができていないホットプレートを利用されるなら、テーブル上やテーブル周りに新聞紙を敷いておくことで、後片付けが楽になります。

食後の後片付け

皿

油汚れは弱アルカリ性の洗剤とぬるま湯で洗う

油がたっぷりついたプレートや食器は、まずキッチンペーパーで油を拭き取ります。そのあと弱アルカリ性の洗剤(除菌ジョイ)とぬるま湯で洗うと汚れが落ちやすくなります。
※油は酸性

油は冷えると固まり洗い落としにくくなるので、弱アルカリ性とぬるま湯のセットがポイント。なるべく早めに洗っておきましょう。

床掃除は早めに

床のヌルヌル・ギトギトも油が原因なので、時間が経つほど落としにくくなります。食後すぐに拭き取っておきましょう。

もし重曹をお持ちなら、1リットル程度のぬるま湯に大さじ2杯の重曹を溶かした重曹水で拭くと油汚れが落としやすくなります。

自宅焼肉の必須アイテム「消臭スプレー」

カーテンに消臭スプレー
カーテンにはかなり匂いが浸み込んでいる

焼肉臭が部屋に残ってしまった場合、換気をしながら消臭スプレーも併用しましょう。

カーテンやカーペット、ソファーなどの家具を重点的にスプレーします。壁紙にも染みついているので、シミにならないか確認しながら消臭スプレーを使用してください。

消臭スプレーは自宅で焼肉をする時の必須アイテムです。1本は用意しておきましょう。衣類・布製品に使える無香タイプがおすすめです。

液だれしにくくスプレーしやすい!

髪の毛や洋服についた匂いを移さない

最後に盲点になりやすいところです。
食後にお風呂に入らず布団に入ると、髪の毛や洋服についた匂いが枕や布団に移ってしまうことがあります。できれば食後に洗髪、着替えをしておきましょう。

以上が注意点です。
何度か自宅焼肉をやれば自然と身につくことで難しくありません。前準備をしっかりしておくだけで、もっと楽しく快適な焼肉ができますよ。

注意点と準備するものまとめ

ここまでをまとめておきます。

事前に準備する物
  • トングまたは菜箸
  • 煙感知器にカバー
  • 匂いがつきそうな物を移動するか袋に入れる
  • 窓や換気扇を使った換気
  • 新聞紙で床の油ハネ対策
  • 消臭スプレー
食後にすること
  • 油の付いた食器・プレート洗い
  • 消臭スプレー
  • 床掃除

書き出すと面倒に見えますが、何度か自宅焼肉をするうちに習慣になります。

とはいえ、面倒なことに変わりはありません。手間がかかるから自宅焼肉はしたくないという方は、煙がかなり少ない無煙ロースターを使うという手もあります。

無煙ロースターならほとんどの手間がなくなる

無煙ロースターとは、煙がほとんど出ない構造で造られた調理器です。アパートやマンションで暮らす人が増え、室内での焼肉や焼き魚で煙を出したくないという人を中心に人気が出ています。

食材から出る脂を燃やさない仕組みになっていて、一般的なホットプレートと比べると温度が低めに設定されています。
煙がほとんど出ないため、自宅焼肉の事前準備や後片付けの手間を一気に減らすことができる優れものです。

無煙ロースターのメリット
  • 煙探知機を気にしなくていい
  • 少しの換気だけで焼肉臭残りがほとんどない
  • 隣人宅まで匂いが流れていかない
  • プレートに油をひかなくていい(機種にもよる)
  • 床まで油がはねない
  • 消臭スプレーを使うほど匂いが残らない

価格は少し高くなりますが、準備や片付けのストレスを減らせるのでコスパは高いと思います。

これからホットプレートを買おうと思っているなら、無煙ロースターも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
おうち焼肉の回数が増えるはずです。

人気がある無煙ロースターをピックアップした記事もありますので、参考にご覧ください。

準備が面倒でも自宅で焼肉をするメリット

beer

ここからはどうでもいい話ですが、私が感じている自宅焼肉のメリットを紹介します。

店よりビールを安く飲める

自宅なら運転する必要がないので、ビールなどのアルコールを飲むことができます。激安スーパーなどでビールを買っておけば、お店より安く済むのでたくさん飲めるんです。お店なら発泡酒という方も、家でなら生ビールを飲めますよ。

1人焼肉もやりたい放題

1人だと入りにくい焼肉屋も自宅ならまったく問題なし。服装も姿勢も気にする必要がありません。最初から最後まで自由です。

好きな肉を好きなだけ食べられる

肉だけではなく、野菜も好きなものだけを好きなだけ食べることができます。限界をこえて食べても店に行くより安上がりです。

家族団らん、友達とも楽しく

家族や友達と食材を買いに行ったり、一緒に準備したり。周りの人の目も気にせずがっついたり。会話もどんなことでも話せます。
準備中や焼肉中のコミュニケーションなど、人との触れ合いが楽しいという方も多いです。

やっぱり焼肉は楽しく食べたいですよね。

大人数でお店に行く方が楽しい時もあるでしょうし、自宅で自由に食べるのが楽しい時もあるでしょう。それはケースバイケース。

今まで焼肉を食べる時の選択肢がお店に行くだけだった人は、自宅で食べるという選択肢を増やしておくのもいいのではないでしょうか。

煙と匂い残りを防ぐなら無煙ロースター!

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